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  • 執筆者の写真yuichiro shibata

【the four GAFA】


スコット・ギャロウェイは著書「the four GAFA」で

GはGoogle>神 

AはAmazon>消費

FはFacebook>愛とつながり

AはApple>ブランド

と言っています。これは全て人間の欲望と本能ですよね。


なぜなら、自分の知りたい事をすぐに教えてくれ、いつも誰かとつながって、欲しいものまで提案してくれて、リアルな店舗より品揃えを持つネットショップで買い物をして、頼んだ商品が次の日には届く。。。僕らは当たり前の様にこのサービスと消費の中で暮らしてる。GAFAはこんなに便利な必需品になっています。それはすべてがインターネット上の生活。こんなこと20年前に実現すると想像できた人がどれだけいただろう?


この4つの巨大企業は人の欲望と本能を飲み込んでビッグデータに変え、国のサイズを超える収益をあげる強大な力となっています。軍事目的で経済をコントロールする力が支えてきた政治の統治下にあった経済は衰退し資本主義は最終的に巨大なITの力に侵食されていきます。しまいには仮想通貨〔ブロックチェーン〕の出現で国が管理するはずの通貨までテクノロジーの配下に収まり始めます。すると国家は既に価値と信頼を失いバーチャル化しヒエラルキーは崩壊し、ITの元に並列化された新しい社会に変わり始めています。


ただし、勘違いしてはいけないのは並列化=自由=平等か?

と言えば、全くそうでもはない。なぜなら、生き残る人しか生き残れない厳しい社会になる可能性もあるのです。企業も同様です。

人が政治や権力に支配されず、自分らしく生きられる社会は理想かもしれないけど、自分の体をどれだけ大切にしても病や怪我から逃れることは出来ないようにネット社会も同じ予測不可能な生き物で、その社会で生き抜くには便利な世の中に依存し過ぎてしまうのは危険でしょう。いつの間にか生活に侵食した便利さや合理性で、すべてはこのネット社会に移行した中で日常が営まれている。地震や災害、事故に対して保険はあっても、ITには保険がありません。最終的には自分自身の身は自分で守らなければいけないことをどこかで意識しておくべきでしょう。

参考「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」

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