yuichiro shibata
【アート思考とイノベーション】
時代がアートを求めている、ビジネスシーンにおいてもアート思考はとても重要視されています。それはいわゆる教養としての鑑賞や趣味の様な個人的な時間ではなくて、極端に言えばAIと人の違いを端的に表現する手段としてアート思考は社会的な意味が生まれ始めているのではないか?ということです。ロジカル思考はどんどんAIの仕事になっていきます。ビジネスにおいては新しい発想=イノベーションが必要な時代なのに、発想が出来なくなったらAIに仕事を全部持っていかれてしまう、、なんて、言われてますが、安心してください。
いきなり<アーティストの様に考えなさい>といってもなかなか難しい。
大切なことはみんながアーティストになれるということです。
写真は1982年最初にリリースされたApple社のマッキントッシュ本体ケースの内側です。この時、開発に加わったメンバーの直筆サインが記されています。ジョブズは絵画にサインがある様に、芸術家が自分の描いた絵にサインするように、ミュージシャンがファンにするように開発メンバーのサインを記載しています。そこには工業製品でありながら時代を変える芸術作品であるというジョブズと開発者達の思いが込められているんです。
このようにプロダクツにもアート思考を表現しているからこそiPhoneがライフスタイルを変えていくのです。
